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    ブラジル・サルバドールで「住むように旅した」10年間の話


はじめに:住むように旅するって?

観光地を巡って、
写真を撮って、
美味しいものを食べて。

それももちろん素敵。

でも、どこかで思ったことない?

「もっとその土地の人のように
暮らしてみたい」

「観光では見えない
日常を感じてみたい」


それが、
“住むように旅する”スタイル。

ホテルにこもるんじゃなくて、
ローカルな街に滞在して、
現地のスーパーで食材を買って、
バスで移動して、
地元の人が集まるカフェに通う。

ちょっと生活に近い旅。


ブラジルのサルバドール。

歴史ある旧市街、
活気ある市場、
リズムにあふれる音楽とダンス、
そして何よりも人との距離が近い。

そんな街で10年暮らした私が、
初心者のあなたに伝えたいこと。

「現地の生活を感じたい」という理想と、
「安全に過ごしたい」という現実を
どう両立するか。


ブラジル一人旅は危険?不安?

正直に言う。

ブラジルと聞くと、
「治安が悪い」って
イメージ持つ人、多いと思う。

特に一人旅となれば、
その不安はなおさら。


結論から言うと、
「油断しなければ大丈夫」。

でも、その”油断しない”の基準が、
日本とはまったく違う。


例えば。

スマホを手に持ちながら歩くだけで
スリやひったくりの対象になる。

人通りの少ない裏通りに入るのは
昼間でもリスクがある。

治安が良いとされるエリアでも、
夜遅くの外出は基本的に避けたほうがいい。


でも、だからといって
必要以上に怖がる必要はない。

大切なのは、
「どこで・いつ・どう行動するか」を
事前に知っておくこと。

実際に10年暮らしてみて分かった。

危険な場所を避け、
慎重に行動するだけで、
安心して過ごせる。


どこに泊まる?滞在スタイルの選び方

“住むように旅する”なら、
まずは「どこに泊まるか」。

ホテルのような整ったサービスも安心だけど、
生活感を味わうには
少し物足りないかもしれない。


Airbnbや民泊:キッチン付きで自炊も可能

現地のアパートや一軒家に泊まれる。

自分で料理をしたり、
地元の市場で買い物したり。

まさに暮らすような日々が体験できる。

ただし、レビューはしっかりチェック。

「治安が良いエリアか」
「オーナーが信頼できるか」

これは必ず確認。


ホステル:交流を楽しみたい人に

旅人同士や現地スタッフとの交流が魅力。

情報交換もできるから、
一人旅の不安が和らぐ。

サルバドールのバーラ地区には、
女性専用ドミトリーがあるホステルもある。

安心して滞在できる。


ホームステイ:文化を深く知りたいなら

現地の家庭に泊まる。

言葉の壁はあるけど、
サルバドールの日常や文化を
肌で感じるチャンス。

ポルトガル語を少しでも話せると、
グッと滞在の質が上がる。


「ホテル以外に泊まるのは
ちょっと不安…」

そう思うかもしれない。

でも、安全性を最優先にして選べば、
むしろ心に残る旅になる。

暮らすような旅の第一歩は、
「旅先の生活拠点づくり」から。


どこに泊まる?エリアの選び方

サルバドール。

カラフルで音楽・文化が色濃い街。

でも、治安については
地域によって差が大きい。

これが現実。


バーラ(Barra):おすすめ

サルバドールを代表する
ビーチエリア。

観光・生活インフラが充実していて、
治安面でも比較的安心。

美しいビーチや灯台のある
プロット・ダ・バーラは
日中の散歩やカフェ巡りにぴったり。

  • ホテル・ゲストハウスが多い
  • 英語対応可能な施設もある
  • スーパー・薬局・銀行が揃う
  • 配車アプリで旧市街や他エリアへも簡単

リオ・ヴェルメーリョ(Rio Vermelho):おすすめ

夜のレストランやバーが多い人気エリア。

セキュリティ強化された地域もあって、
夜でも比較的安心。

ただし、夜遅い時間は
配車アプリ利用がベター。

  • 現地の食文化や交流を楽しめる
  • 夜遊びやイベント参加がしやすい

ペロウリーニョ周辺(旧市街):注意が必要

サルバドールの象徴。

昼間は観光客で賑わって、
文化や音楽、建築が色濃く残る。

“住むように旅する”体験にぴったり。

ただし、
安全な宿泊施設を選ぶことが絶対条件

警備体制が整ったゲストハウスや、
観光警察が巡回するエリア沿いの宿。

これを選ぶこと。

  • 伝統文化に囲まれながら滞在できる
  • 夜間の外出は控えめに
  • 配車アプリを活用すれば安全性も◎
  • 近くに市場や地元飲食店あり

旧市街(Pelourinho)は
世界遺産として有名。

でも、昼間は観光客で賑わう一方、
狭い裏通りや夜間は注意が必要。

主要な通りは警察の目も届きやすく
比較的安全だけど、
脇道は避けるか
地元ガイドと行動するのが安心。


注意したいエリア

都市の中心部や下町の一部。

治安が不安定な場所もある。

昼間であっても
スマホやカメラの扱いには注意。

覗き込むような行動は狙われやすい。

常に周囲を意識した行動を。


エリア選びのポイント

✅ 主要な観光・生活エリアに滞在
 (Barra、Rio Vermelho、Vitóriaなど)

✅ 夜間は徒歩より配車アプリ
 (Uber/99)を活用

✅ 周辺の口コミや滞在先レビューを
 チェックしてから予約


エリアによって
雰囲気や安全性が大きく変わる。

それがサルバドールの特徴。

でも、滞在先を慎重に選ぶだけで
一人旅でも安心して
現地暮らし感を味わえる。


現地での移動手段

「住むように旅する」なら、
移動手段の選び方が鍵。

現地の人に混じって
ローカルバスを使うのも
体験のひとつ。

でも、一人旅で
安全を第一に考えるなら、
使う交通手段はしっかり選ぶこと。


Uber・99(ノヴェンタ・ノヴェ):最強の味方

サルバドールでは、
配車アプリ「Uber」や「99」が
とても普及してる。

観光地からローカルな市場まで、
どこへ行くにも
スマホひとつで呼べて、
料金も明確。

特に夜間の移動や、 旧市街からの帰路には必須。

  • 相乗りせず1人で安全に移動できる
  • ドライバーのレビューで信頼度を確認可能
  • 地元タクシーよりも料金トラブルが少ない

※配車の際は、
建物の中や目立たない場所で待機して、
車が来たらサッと乗る。
これがベター。


ローカルバス:経験としてはアリ。でも注意点多数

カラフルで活気あるローカルバス。

サルバドールの生活を感じられる手段のひとつ。

ただし、バス路線は複雑で、
治安的にも初心者にはハードル高め。

  • 乗車中のスリに注意(バッグは前に抱える)
  • 行き先の確認を間違えやすい
  • 混雑時の使用や夜間の利用は避けるのが無難

※どうしても使いたい場合は、
事前に現地の人や
ホステルのスタッフに
「安全な路線かどうか」を確認すること。


徒歩での移動:日中はOK、夜は避ける

サルバドールは坂が多くて、
道も複雑。

日中の徒歩散策は楽しめる。

でも、人通りが少ない場所や、 夜の外出は避けるべき。

また、スマホを手に持って歩くと
狙われやすい。

Googleマップを使うときは カフェや建物の中で確認する。

これが◎。


安全に移動するための基本ルール

  • 夜は絶対に徒歩移動を避ける
  • なるべく観光客の多いルートを選ぶ
  • Uberなどの配車アプリを活用する
  • 地図を見るときは建物の中で!

“現地の生活感”を味わいつつも、
一人旅ならではのリスクは避けたい。

「無理をしない移動の選択」が、
ディープな旅を支えてくれる。


現地の人と交流するには?

「住むように旅する」最大の魅力。

それは、現地の人とのふれあい

観光だけでは味わえない
日常の風景や、
心に残る小さな会話。

旅の中でいちばん
温かい思い出になることもある。


ただし、ブラジル、
特にサルバドールでは
文化や言語の違いもある。

「無理のない距離感で 自然に関わる」

これが大切。


地元のマーケットや屋台で会話のきっかけを

観光客向けの土産屋よりも、
地元の市場や屋台。

ここでは、より”暮らしの空気”を
感じられる。

フルーツを買ったり、
軽食をつまんだりしながら、
店主さんと軽くやり取りするだけでも、
自然な交流になる。

  • おすすめはメルカド・モデーロ(Mercado Modelo)や、地元の朝市
  • 価格交渉は文化の一部。笑顔でのやり取りを楽しんで◎

カフェや文化イベントに足を運ぶ

バーやナイトクラブよりも、
昼間のカフェ、アートスペース、音楽イベント

こっちの方が、
現地の人との健全な接点が多め。

文化的な場所では、
観光客にも慣れた
フレンドリーな人が多いから安心。

たとえば、土日の音楽イベントや
ダンスワークショップ。

言葉ができなくても
体験を通じて交流しやすい。


ポルトガル語が話せない場合は?

英語はあまり通じない地域もある。

でも、簡単なポルトガル語のフレーズ
覚えておくだけで
印象がグッと変わる。

フレーズ意味
Bom dia!(ボン・ジーア)おはようございます
Obrigado/a(オブリガード/オブリガーダ)ありがとう(男性/女性)
Quanto custa?(クアント・クスタ?)いくらですか?
Muito bom!(ムイト・ボン)とてもいいね!

発音が完璧じゃなくても、
「伝えようとする気持ち」が伝わると、
ブラジルの人は本当に優しく返してくれる。


安全な交流のために気をつけたいこと

  • 深い付き合いやプライベートな誘いは慎重に(特に夜間)
  • 個人情報や滞在先を簡単に教えない
  • 仲良くなっても、常に”少し距離を保つ”意識を

「交流=仲良くなること」じゃない。

相手を尊重しながら、 その土地の空気を一緒に楽しむこと。

それが、サルバドールで
“暮らすように旅する”
楽しさの本質。


安全に楽しむための心得7つ

「現地に溶け込んで、
暮らすように旅したい」

その気持ちは素敵。

でも、安全対策は 何よりも優先されるべきポイント

特にサルバドールのように
エリアによって治安の差が大きい都市では、
ほんの少しの意識が 大きな差につながる


一人旅を安全に、
そして自由に楽しむために
覚えておきたい「心得7つ」。


1. スマホは”出さない”が基本

外でスマホを操作する=
「持っている」と宣伝しているようなもの。

地図を見るときは、
カフェや店内など安全な場所で。


2. 必ず配車アプリを使う

特に夜間は徒歩NG。

ローカルバスや流しのタクシーは避け、
Uberや99(ノヴェンタ・ノヴェ)を使う。

これが鉄則。


3. 現金は少なめ+分散持ち

大金を持ち歩かず、
クレカや現金を小分けに。

ポーチは斜めがけ・前向きに。


4. 派手な服装やアクセサリーは避ける

ブランドロゴ、
金属アクセサリー、
大きなカメラ。

これらは”観光客”と目立つ要素。

シンプル&地元になじむ服装を意識。


5. 人の流れに逆らわない

誰もいない道、
暗い裏道には近づかない。

人通りのあるルート、
昼間の行動が基本。


6. 「少し不安」くらいの気持ちを常に持つ

「大丈夫かな…」と感じたときは、
やめておく。

旅の直感は意外と当たる。


7. 緊急時の連絡先・位置情報は常に把握

滞在先の住所や連絡先は
紙にメモして持ち歩く。

万一のときのために、
現地の警察・大使館の番号も
確認しておくと◎。


旅慣れた人ほど
“慎重な行動”をしているもの。

安全に過ごせれば、
ディープな体験を
思いっきり楽しめる。

それがサルバドールの魅力。


実際に「住むように旅した」体験談

ここでは、
私が実際にサルバドールで
“住むように旅した”体験を
シェアする。

リアルな日常と
感じたこと。


バーラ地区の海辺で始まる朝

毎朝、バーラの灯台近くのカフェで
パンとカフェジーニョ(濃いコーヒー)を
楽しむのが日課になった。

海風と一緒に、
地元のおじさんたちが
テレビのサッカー中継を見ながら
談笑している。

言葉はあまり通じなくても、
笑顔と「ボン・ジーア!」で
一気に距離が縮まる。


スーパーと市場が”観光スポット”になる日常

観光では見逃してしまいそうな、
小さな地元の市場で
バナナとアカラジェを買って、
Airbnbのキッチンで
簡単な朝ごはんを作る。

スーパーの品揃えや現地の物価、
パッケージデザインを見ているだけでも
「暮らしている感」があってワクワク。


旧市街で聞こえてきた太鼓の音とダンスの誘い

夕方、Pelourinhoを歩いていると
サンバやアフロ・ブラジル音楽の練習が始まり、
自然と人が集まりだす。

観光客も混ざって踊ったり見物したり。

ある日、現地の女性が
「一緒に踊ってみない?」と
声をかけてくれて、
ほんの30分だけだったけど、
まるで地元の友達みたいな感覚に。


トラブルも”経験”に変わる

夜道を少し歩いてしまって、
背後からついてくる人影にヒヤッとしたことも。

すぐに配車アプリで車を呼び、
建物の中で待機した。

「何も起こらなかった」けど、
その時に感じた緊張感が、
次の日からの行動を
より慎重にしてくれた。


旅を終えて思ったのは、
「観光」と「生活」の間には、
大きな発見があるということ。

その中で出会う人、風景、音、匂い。

それらすべてが、
自分の中で”旅の記憶”ではなく
“体験”として残る。


おわりに:自分だけの旅をつくろう

「観光地を巡る旅」から
「暮らすように旅する」へ。

そんな旅のスタイルは、
一見ハードルが高く見えるかもしれない。

特に、言葉も文化も治安も違う
ブラジルの街・サルバドールでは、
最初の一歩に不安を感じるのは
当然。


でも、その一歩を踏み出した先には、
旅先なのに “日常の温かさ”を感じられる 特別な体験が待っている。

地元の人とのふれあい、
ローカルの空気、
異国の中の自分。

それらは、観光ガイドには載っていない、
あなただけの旅の物語になる。


今回紹介したのは、
初心者でも安心して楽しめる
“住むような旅”の第一歩。

サルバドールには、
まだまだ語りきれないほど
ディープな魅力がある。

ぜひこの記事を出発点に、
少しずつ自分らしい旅の形を
見つけてみてほしい。


旅は、「誰かの真似」ではなく、
「自分の感覚」でつくるもの。

あなたのブラジル一人旅が、
最高の出会いと体験に
満ちたものになりますように。


1 comentário em “ブラジル・サルバドールで「住むように旅した」10年間の話”

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